2010年10月23日土曜日

東京農工大で化学実験中に爆発、大学院生が重傷

 
東京農工大で化学実験中に爆発、大学院生が重傷
というニュースが出ていました。
私の所属する研究室でも、過去にこれほどではないにしても
病院に行くほどの事故があったので、非常に身近に感じた。
 22日午後9時15分頃、東京都小金井市中町2、東京農工大小金井キャンパスの工学部2階にある応用化学部門の実験室で、「薬品が爆発した」と119番通報があった。
 東京消防庁と警視庁小金井署、大学によると、この爆発で、大学院2年の男性(23)が左手小指を失ったほか、右腕をやけどするなどの重傷を負って病院に運ばれた。
 男性は当時、一人で化学実験を行っており、突然爆発が起きてビーカーが破裂したという。同署などで原因を調べている。
201010230031  読売新聞)

これほどの事故が起こった場合、本人の怪我だけでなく、当分の間実験は禁止され、事故報告&対策書など非常にめんどうくさいことが待っている。
当研究室の場合は、さらに事故以外の装置の操作マニュアルを所有するすべての装置に対して作成せねばならず、ひとつの装置だけで数十時間を要す。
こんなことが起きなければいいのだが、条件が揃えば起こってしまうものだと思う。
きついと思ったら、途中でも実験を終了するという決断ができるようにならないと、夜中に実験はするべきではないね。

0 件のコメント: